昭和初期代表の建物
三井本館は、昭和初期を代表する事務所建築として、高い歴史的価値を認められています。新古典主義様式の堂々たる外観を持つ建物で、1998年には、大規模オフィスビルとして初の重要文化財にも指定されています。外壁を囲むコリント式の列柱や、1階営業フロアのドリス式円柱群と吹き抜け大空間、繊細な装飾の施されたインテリアなど、デザイン・施工両面において後の日本の建築界に大きな影響を与えてきました。
現在も1階に銀行が店舗を構えるなど、ビジネスの場として実際に使用されている三井本館ですが、日本橋三井タワーの竣工にあわせて、従来のオフィス機能に加え、美術館やバンケットスペースが館内に設けられ、さまざまな人が集う場所として新たな装いとなっています。
